ぎゅぎゅっと!

好きなひと好きなだけ

高校卒業


昨日のラジオにて、わたしの愛する西畑大吾くんが、「最近高校を卒業しました」と言っていました。
あらあらそうよねおめでとう♡と思ったわけだが、そういえばわたしも卒業したんだった。やっぱり彼とは同い年らしい。高校卒業。したんだな~わたしも。ついに高校生じゃなくなったんだな。
寝る前にやってたテレビで、とある中学校の卒業式の映像が流れていて、合唱してて、なんか泣いてしまって、思いの外わたしにとって高校生活は良い思い出で終わったんだなと思いました。

「絶対に泣かない」と思っていた卒業式。この「絶対に泣かない」とは、「絶対泣いてやるものか」という意味ではなく、「絶対泣かないだろうな」という意味の「絶対に泣かない」です。

挫折と後悔だらけの高校生活。それでも、卒業式の最後に、先生たちにサプライズで歌った3月9日に、ちょっと泣けてしまったのは、たくさんの素敵な友達に出会えたから。

特に部活のお友だち。吹奏楽部、クラリネットパートの同じ学年の、5人。わたし含めた4人が経験者だったのですが、そのなかでもダントツで下手だったのが自分で。たくさん足を引っ張りました。自分がいないほうがいいんじゃないかと、本気で辞めることを考えた数週間。結局辞められずズルズルと月日は過ぎていきました。
そして迎えた2年生としてのコンクール。やっと辞めたい気持ちが消えました。がんばろうと思いました。
でも、2年生の3月に行われた定期演奏会がほんとに楽しくて最高で、またそれが病む原因にもなりました。わたしは何もできていないなと思ったからです。なにもしてないのにこんなとこにいていいのかなと思いました。
最後のコンクールでは、うちの部活が学生指揮になってから初めて金賞をもらって、みんなで泣いて泣いて抱き合いました。それでも、やっぱりわたしは何もしてないという気持ちが大きかった。いろいろあって、たまたま“なってしまった”パートリーダーとしての仕事も、全然できずに、わたしはなんのためにいたのかなと、たぶんあのなかでわたしだけじゃないかな、そんな暗いことを考えていたのは。

次の日、引退の会にて、毎年恒例のお手紙交換会をしました。わたしはその手紙たちをバスで読みながらたくさん泣きました。
ほんと、わけわかんないけど、みんなたくさんありがとうって言ってくれました。まおちゃんがパートリーダーでよかったと、みんなが言ってくれました。ほんとバカ。そんなわけないのに。
みんなすごく大人だった。たくさん足引っ張って、いてもいなくてもいいような存在だったわたしのこともこんな優しい言葉で包んで受け入れてくれるくらい、大人だった。たぶんわたしが一番子供だったよ。

よく話します。結婚式は絶対呼んでねとか、誰が一番早いかなとか。ほんと、それくらい長くこの関係を続けていけたらいいね。出会えてよかったよ。ほんとに。

他にも、たくさん、たくさんではないけれど、大事な友達ができました。わたしは自分のことを、誰よりもクズだと思っているので、みんななんでそんなにわたしのことが好きなんだと、いつも話しながら思うんだけど、ほんとは別に好きじゃないわよと言われるのが恐いので聞かないでおくね。


高校卒業が、ずっと引きずってた中学卒業を、ちゃんと越えてくれてよかった。3月9日を聴いて、高校のことを思い出せるようになってよかった。良い3年間を過ごせました。よかったよかった。めでたしめでたし。






出会いはそうさ宝物 いつだって~♪

はぴらきより♡